スッキリしたデザインで見事!
しかし重要アイテム三つも使われたんじゃカナワンなあ。

丸い蔵印の直径はどちらも4cm。「東北帝國大学天文学教室図書」の角印は2.5cm×3.5cmの大きさ。日付は大正十四年十二月七日。

東北帝国大学天文学教室は、この蔵書印の日付の前年、大正13年に創設。初代の担当教授は、松隈健彦氏。

CELESTIAL OBJECTS FOR COMMON TELESCOPES
by T.W.WEBB
Sixth edition 1917
LONGMANS、GREEN AND Co.
13cm×19cm/253P
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d0163575_12331857.jpgd0163575_1235284.jpg
新版 反射望遠鏡の作り方
著者:木辺成麿
発行:誠文堂新光社
発行日:昭和42年4月15日 第1刷
昭和45年11月25日 第7刷発行
13cm×19cm/276ページ
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(一昨日の続きです。)
天文部員募集のポスターを見て4日目の昼休み、指定された場所に行くとすでに数名の入部希望者が集まっていた。しかし、そこには部室らしきものはなく、間口2メートルばかりの細長い部屋があるばかりで、奥のほうは薄暗くてよく見えなかったが、大きな鍋などがあって、どうやらここは食堂の物置らしい。

遅れてやってきた天文部部長と名のったYさんに聞くと、ここが天文部の部室だと言う。なるほどよく見れば入口近くの木製の頑丈そうな棚には「新版反射望遠鏡の作り方」の本とあと2、3冊天文関係の本があった。しかもどれもカバーが破れたボロボロの状態で。

この本を参考にして2年前から望遠鏡を作っているとのこと。スゴイなあとしきりに感心したが、後々分かったことは、このときすでに何度目かの挫折のあとで、荒ズリのままの鏡面は誰かが持って帰ったままだった。
わが家の庭先から見た日の出直前の風景。
昨日まで何もなかったところに巨大なクレーンが出現。そしていつの間にか田植えも終っている。
日常見慣れた景色に変化が加わるとチョットうれしい。そしてそれに気づく自分がチョットうれしい。

子供の頃、わが家は農家だった。田植えともなると一家総出で、時には近所から応援の人手も借りて、数日掛かりのビッグイベントだった。私たち子供もそれなりに手伝わされたものだ。
そのため、この時期は農繁期休暇という名称の学校お休みの日があったほど。

今は機械化が進んで田植えは数時間から1日程度で終ってしまう。
本日掲載の写真は、巨大なクレーンを使って一度に10面の水田を同時に田植えする最新の・・・、なワケはなく、梅雨の大雨に備えて河川改修工事中。d0163575_1571017.jpg
# by iruka-boshi | 2010-06-04 15:07 | Comments(0)
СОКРОВИЩА ЗВЕЗДНОГО НЕБА(星空の宝物)
Ф.Ю.ЗИГЕЛЬ(フェリックス・ユーリエヴィッチ・ジーゲリ)
ナウカ出版社(モスクワ)1964年
13cm×21cm/222P
別刷り星図付き

部活に天文部があるということを最大の理由に地元の高校に進学した私は、入学式のその日、先生の話もそこそこにさっきチラッと見た部員募集のポスターが気になって仕方がありませんでした。

それは確かに「アンドロメダ星雲」が描かれていたのです。天文部員募集のポスターに違いないと思った私は、翌日、ポスターが張ってd0163575_21113779.jpgあったとおぼしきところを目指しましたが、途中で校内迷子になり、その日はポスターにたどり着く事が出来ませんでした。

しかしあれは確かに天文部員募集のポスターに違いない。
サッカー部や野球部や吹奏楽部がアンドロメダ星雲を描くわけがない。そう思い続ける一日でした。
写真で見る彗星

著者:長谷川一郎(編)
発行:誠文堂新光社
発行日:昭和55年4月1日第1版
13cm×18.5cm/121ページ

20世紀の夜空を飾った代表的な大彗星と1961年以降1978年までに日本人により発見された彗星の写真集。ハーレ周期彗星(1909c)から始まってデニング・藤川周期彗星(1978n)、シワスマン・ワハマン第1周期彗星(1925Ⅱ)まで全部で40個の彗星の写真と発見日・発見時の光度・コマや尾の様子・発見事情・近日点付近での見え方等々が簡潔に且つ要領よく纏められていて何度見ても飽きない1冊。

掲載された写真のほとんどがアマチュアのみなさんの手になるものというところもホントにうれしい。また、発見者やコメットハンターの皆さん方の使用機材の写真やコメントもなるほど・ナルホドと一人納得してしまう。最後のページに1965年以後の彗星一覧表というのがあって、これも大いに参考にさせてもらっています。

ところで写真掲載40個のうち、私が実際にこの目で見たのは10個程度。これは非常に寂しい。ブラッドフィールド彗星とか見たんだけど載ってないのは、d0163575_20591925.jpgこの本の編集方針からはずれたんですね。