「SL人吉」回送/香春駅にて 2017年3月10日
たちまちホームに人が溢れ、身動きできない状態に。
しかし、混乱やトラブルなどはなく、代わるがわるSLの前面に出て記念撮影。
見学の皆さんがSLの前部に移動したのを機に、とりあえず炭水車の後部を撮影。
小倉総合車両センターで検査終了した「SL人吉」は、全面ピカピカの鏡状態で人物や風景が映り込んでいます。
運転台も光り輝いています。
その後、西唐津機関区や若松機関区への転属を経て、昭和43年(1968年)に人吉機関区の所属となり、昭和50年(1975年)に廃車されるまで湯前線などで運営され続けました。
大混雑のホームでしたが、皆さんがSLに集中しているのを幸いに牽引の「DE10」を撮影。
こちらも側面はピカピカ状態で、撮影中の女性の赤いジャンパーが映り込まれています。
10分ほどの停車の後、「SL人吉」はホームを離れ、
次の停車駅「田川伊田駅」へ向います。炭水車の側面には香春駅舎近くのセメント工場の建物が映っているようです。
日田彦山線で「SL人吉」が回送されるのは、平成11年10月に「SLクロスロードふくおか号」として自走運行されて以来、約18年ぶり、とのことでした。