香春駅、日本セメント香春工場/キハ147 日田彦山線 平成28年11月18日
現在の駅舎は平成8年に建てられたものです。以前の駅舎は前年9月10日の火災により全焼しています。
駅前の石碑と香春岳 一の岳 石碑には貝原益軒の「豊國紀行」より香春岳の一節が抜き出され、刻まれています。平成21年建立です。
待合室と改札口 駅は平成26年に無人化され、現在は窓口が塞がれて券売機が置かれています。
2番ホームから駅舎を撮影 後景は日本セメント香春工場の煙突です。セメント工場の建設・創業は昭和10年で、「浅野セメント」によるものです。浅野セメントは昭和22年に「日本セメント」に商号変更、平成10年には秩父小野田セメントと合併して「太平洋セメント株式会社」となっています。
駅から香春工場まで専用線が引かれていましたが、昭和61年に廃止されています。
同じく2番ホームから撮影 ↑ 駅舎と香春岳 左側の白い石灰岩が見えている山が「一の岳」、駅舎の屋根の上に見える山は「二の岳」。
2番ホームへ渡るには1番ホームの端から専用通路を使います。↑ 画面奥が採銅所駅方面です。
2番ホームに日田方面(下り)行きのキハ147が入ってきました。↑ 先頭車両はキハ147 1057、後続はキハ147 185です。
駅舎と構内を撮影後、セメント工場が背景になるポイントに移動。
先頭はキハ147 1069 香春駅を出、一本松駅(画面左側)に向っています。↑ 岡踏切付近にて撮影
岡踏切より香春岳を撮影
香春駅に向かうキハ147 185 ↑ 岡踏切付近にて撮影 手前のハゼの木の紅葉はすでに散り、赤黒の実を豊富に現しています。
日田方面(画面左側)へ向かうキハ147 御祓川鉄橋付近にて撮影
水に映った青空はいよいよ透明度を増し、川辺の草紅葉と相まって深まりつつある秋を堪能した一日でした。