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ロシア・ウラル地方に隕石落下 平成25年2月15日

2月15日午前9時23分(日本時間午後0時23分)、ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州付近に非常に強い衝撃波を伴った隕石が落下。

隕石は中央アジア・カザフスタン上空からウラル地方に向って飛びながら、高度70~30キロ付近で3回爆発した、とのこと。ロシア科学アカデミーによると隕石の重さは推定約10トン、時速5万4000キロ以上で大気圏に突入したものと分析。(のちに発表されたNASAの推定では、大気圏突入前の隕石の大きさは長さ17メートル、重さ約1万トン)
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九州スポーツ 平成25年2月16日第1面/九スポは「宇宙人を撮影した!」とか「未確認生物をついに捕えた」とかをいつも1面に持ってきてワクワクしますね!

この爆発・落下に伴う衝撃波によって多数の建物のガラスが割れたり壁面が崩落し、千人を超える住民に被害が出ているそうです。大多数は飛び散ったガラス片による負傷ですが、このうち数名は重傷と報じられています。
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毎日新聞 平成25年2月16日第1面/この隕石痕(というか、煙?)、すごいですね。

衝撃波は、物体が音速を超えて移動した時に発生するものであることはご存じのとおり。そして衝撃波が地上に達して起こす爆発音を「ソニックブーム」と呼ぶのもご存じのとおりですが、この「ソニックブーム」、以前に一度聞いたことがあります。

それは、1988年2月29日の午後1時10分過ぎのことで、知人宅で雑談中、突然「ドーン」というかなり大きな音が聞こえました。その直後だったと思いますが、窓ガラス(サッシではなく)が小刻みに振るえ出し、数秒のあいだ小さな振動音を出していたことを覚えています。

かなり大音でしたが音の高低でいうと、腹に響くような低音ではなく、むしろやや高音ぎみだったと記憶しています。また、長く続く音ではなく瞬間的な破裂音だったと思います。

翌日の新聞には「原因不明の空振」と載っていましたが、「星の広場」の加茂氏と曽和氏によると隕石落下の可能性が非常高く、当日午後1時6分頃、高さ50キロで薩摩半島上空を通過後、大分市から広島市の上空を抜けて日本海に落下した隕石が発したソニックブームだったと「天文ガイド」だったか何かに載っていました。

今回のロシアの惨状、非常に稀なことだけに、たまたま落下に遭遇した方々には、この場ではお気の毒としかいいようがありません。重傷の方もいるようですが。

なお、このロシア隕石落下について月曜日(2月18日)にテレビ番組内で話題として取り上げるそうで、隕石落下関連として「直方隕石」も同番組内で触れるとのこと。

番組スタッフの依頼により弊店撮影の直方隕石の写真を番組へ提供させて頂きましたので、是非ごらんください。番組名は下記の二つです。

2月18日放送「テレビ朝日 モーニングバード!」午前8時より。
2月18日放送「TBSテレビ みのもんたの朝ズバッ!」です。

by iruka-boshi | 2013-02-16 19:28 | 星の本・資料 | Comments(0)