巻きタバコ「ビリー」
さて、画像はヒマラヤ登山帰りのお土産、インドの巻きタバコ「ビリー」。

知人は二度目の挑戦で登頂に成功。初回はネパールのアイランドピークを目指したが、高山病に苦しんで頂上目前で断念したとか。この時はお土産どころではなかったのか、今回初めて土産をもらった。どこの山に登ったかは聞き忘れたが、多分、最初と同じアイランドピークだったのだろう。
「ビリー」は多くの種類がありますが、いずれも非常に廉価。お土産のビリーは20本入りで日本円で7円くらいだったそうです。

長さ6cmくらい、先端の一番太いところで直径6mm前後、吸い口は押し潰したように平たくなっています。極端に細い糸で結ばれていて、よく結べたなあと感心するほどです。
糸を切ってバラしてみると中身はごく少量の刻まれた葉っぱ。これを菩提樹の葉でくるんでビリーの出来上がりです。中の葉の量はそれぞれのタバコによってバラつきがあります。

よく詰まったタバコで吸ったときの強さは国産煙草で言えばマイルドセブンの0.5mgか0.7mgくらいです。時々、ピリッとくる辛さがありますが、全体としてまろやかな風味。
しかしこれはタバコの味というよりも菩提樹の葉の味では?。 特にスカスカのタバコの場合、あきらかに菩提樹の煙を吸っている感じです。それに吸い続けていないとすぐ火が消えてしまうのが難点。
4回も5回も火をつけ直すのが面倒で、ずっと吸い続けていると結構強いタバコに感じてきて、決してイヤな味ではありませんが(旨いというワケでもないが)、もう喫煙はよそう、来週から禁煙、という気持ちになってきました。
しかし、落ち葉焚きで柿の葉っぱを燃やしているとこんな感じの香りというか匂いがする、ということにも思い至り、もしかすると柿の木の葉を丸めてもタバコになるのでは? ・・・試してみようかな、という気にもなったが、 ・・・まあ、やめたほうがいいだろね。

