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画像の右側、黒インクで書かれたサインは昭和初年に活躍された神戸のアマチュア天文家・射場保昭氏のもの。日付は、1931年5月31日。
左の青いインクの文字は、この本を射場氏から贈られた水沢緯度観測所の山崎正光氏が書かれたもので、日付は1954年3月12日となっています。

山崎氏の文章はよく見るとローマ字です。読み進むとこの本は射場氏から山崎氏へ贈られ、さらに愛知県の山田氏へと贈られたものであることが分かります。短く簡潔な内容ですが、山崎氏の心優しさがこちらにもじんわりと伝わってくる文章です。

この本は、射場氏と山崎氏の交流の一端を示す貴重な資料であると同時に、長年にわたって天文界の第一線で活躍された山田氏の暖かい心持と交わりの深さを垣間見る思いのする1冊です。

親愛なる山田さん!
この本は私が天体写真をやっていたとき、射場さんから頂いたものですが、あなたが赤道儀を持たれたならば天体写真をやられることと思いますので、長い間A.A.V.S.O.の会員として付き合って頂いた記念として、これをさしあげます。
1954 3月12日 山崎正光

両名のサインが記された本は、
A MANUAL OF CELESTIAL PHOTOGRAPHY
by EDWARD SKINNER KING Sc.D.
with foreword by HARLOW SHAPLEY PH.D.LL.D.
EASTERN SCIENCE SUPPLY Co. BOSTON 1931
14.5cm×21cm/177P
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スッキリしたデザインで見事!
しかし重要アイテム三つも使われたんじゃカナワンなあ。

丸い蔵印の直径はどちらも4cm。「東北帝國大学天文学教室図書」の角印は2.5cm×3.5cmの大きさ。日付は大正十四年十二月七日。

東北帝国大学天文学教室は、この蔵書印の日付の前年、大正13年に創設。初代の担当教授は、松隈健彦氏。

CELESTIAL OBJECTS FOR COMMON TELESCOPES
by T.W.WEBB
Sixth edition 1917
LONGMANS、GREEN AND Co.
13cm×19cm/253P
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新版 反射望遠鏡の作り方
著者:木辺成麿
発行:誠文堂新光社
発行日:昭和42年4月15日 第1刷
昭和45年11月25日 第7刷発行
13cm×19cm/276ページ
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(一昨日の続きです。)
天文部員募集のポスターを見て4日目の昼休み、指定された場所に行くとすでに数名の入部希望者が集まっていた。しかし、そこには部室らしきものはなく、間口2メートルばかりの細長い部屋があるばかりで、奥のほうは薄暗くてよく見えなかったが、大きな鍋などがあって、どうやらここは食堂の物置らしい。

遅れてやってきた天文部部長と名のったYさんに聞くと、ここが天文部の部室だと言う。なるほどよく見れば入口近くの木製の頑丈そうな棚には「新版反射望遠鏡の作り方」の本とあと2、3冊天文関係の本があった。しかもどれもカバーが破れたボロボロの状態で。

この本を参考にして2年前から望遠鏡を作っているとのこと。スゴイなあとしきりに感心したが、後々分かったことは、このときすでに何度目かの挫折のあとで、荒ズリのままの鏡面は誰かが持って帰ったままだった。
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わが家の庭先から見た日の出直前の風景。
昨日まで何もなかったところに巨大なクレーンが出現。そしていつの間にか田植えも終っている。
日常見慣れた景色に変化が加わるとチョットうれしい。そしてそれに気づく自分がチョットうれしい。

子供の頃、わが家は農家だった。田植えともなると一家総出で、時には近所から応援の人手も借りて、数日掛かりのビッグイベントだった。私たち子供もそれなりに手伝わされたものだ。
そのため、この時期は農繁期休暇という名称の学校お休みの日があったほど。

今は機械化が進んで田植えは数時間から1日程度で終ってしまう。
本日掲載の写真は、巨大なクレーンを使って一度に10面の水田を同時に田植えする最新の・・・、なワケはなく、梅雨の大雨に備えて河川改修工事中。d0163575_1571017.jpg
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# by iruka-boshi | 2010-06-04 15:07 | Comments(0)
СОКРОВИЩА ЗВЕЗДНОГО НЕБА(星空の宝物)
Ф.Ю.ЗИГЕЛЬ(フェリックス・ユーリエヴィッチ・ジーゲリ)
ナウカ出版社(モスクワ)1964年
13cm×21cm/222P
別刷り星図付き

部活に天文部があるということを最大の理由に地元の高校に進学した私は、入学式のその日、先生の話もそこそこにさっきチラッと見た部員募集のポスターが気になって仕方がありませんでした。

それは確かに「アンドロメダ星雲」が描かれていたのです。天文部員募集のポスターに違いないと思った私は、翌日、ポスターが張ってd0163575_21113779.jpgあったとおぼしきところを目指しましたが、途中で校内迷子になり、その日はポスターにたどり着く事が出来ませんでした。

しかしあれは確かに天文部員募集のポスターに違いない。
サッカー部や野球部や吹奏楽部がアンドロメダ星雲を描くわけがない。そう思い続ける一日でした。
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