みやこ町上空/飛行機雲

筆者の実家(みやこ町)は北に北九州空港、西に福岡空港、東に航空自衛隊築城基地という位置にあり、そのため昼夜を違わず上空を通過する旅客機・貨物機・自衛隊機・民間小型機などを頻繁に目にします。

実家上空を通る旅客・貨物機の航空路は地上から見た場合、行橋市の北部海上から上陸後、市の西部を通り香春町・田川市を経て福岡空港方面へ向かうルートと行橋市の南東海上からみやこ町の北西部を通って福岡空港方面へ向かうルートのふたつがあるようです。

↓ 画像の右側の飛行機雲は関西方面から瀬戸内海を通り周防灘から行橋市北方へ上陸、北九州空港付近の上空を通過後、みやこ町の西方を通って福岡方面に向かう飛行機のものです。
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周防灘沖から上陸後ほぼ一直線に西に飛行したのち、「タガワ・トランジション(経路遷移点)」で左旋回して海の中道にある「福岡VORTAC(ボルタック/無線標識施設)」の南方約40㎞の通過点「YAMEK/ヤメック」へと向かいます。「YAMEK」付近で再度左旋回し、さらに右旋回を繰り返して福岡空港滑走路へアプローチします。あるいは「YAMEK」を通り過ぎて佐賀・長崎方面へと進みます。
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左の飛行機雲は、関西方面から瀬戸内海を縦断して行橋市南東の周防灘から上陸後、「YAMEK」の北方を通って佐賀・長崎五島列島へと向う「Y60」と呼ばれる航空路のものです。
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右側の飛行機雲、「タガワ・トランジション」で左旋回です。

航空路の名称は国内航空路の場合、「V(victor)」または「W(whisky)」のどちらかに数字(番号)を付けて名称としています。「V」または「W」のルートを通る航空機は全国各地に設けられた無線標識を頼りに飛行しますが、「Y」のついたルートは無線標識施設を利用せずに直線的な経路を取ることができる航空路に与えられたもので「RNAV航空路」と呼ばれるものです。(無線標識と無関係に飛ぶという意味ではありません) 最近ではこのYルートの「RNAV航空路」が主流になっているそうです。

「Y60」は「YAMEK」を素通りしてほぼ一直線に西へ西へと向かうルートに設定されていますので、実家の上空(みやこ町)を通るときも同様に一直線に南の空高くを南西(実家から見て)へと飛行機雲を残して進んで行きます。
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↑九州北部の航空路(エンルート) 左上の空路が集まっているところが「福岡VORTAC」、その下にY60のルートがあり、さらに下に「YAMEK」があります。画面右側は瀬戸内海で右上が山口県です。
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航空路は9~15㎞ほどの幅を持っているそうですが、気象状況やルート上の混み具合などの理由なのか多少変化するようです。
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「タガワ・トランジション」へ向かう夕焼け空の飛行機雲 2013年8月28日撮影
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by iruka-boshi | 2014-05-23 22:57 | Comments(0)