Comet Ikeya-Seki 1965f(C/1965 S1)/Sky and TELESCOPE 1966.January

イケヤ・セキ彗星、写真特集より

左ページ、左上/ウィルソン山天文台より見た池谷・関彗星、街の明かりはロサンジェルス。1965年10月29日。彗星頭部付近の星は、からす座δ星。尾の長さ約15度。

左ページ、左下/1965年11月2日、撮影地アリゾナ州ツーソン。彗星頭部は、からす座γ星とε星の間にあり、尾はコップ座δ星とα星の間まで達している。
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左ページ中、小写真/近日点通過後の彗星 1965年10月27日撮影。 黒々とした山影はキットピーク天文台近くのサンタ・リタ山脈。彗星は太陽から5000万km、地球から1億6000万kmの距離にいる。

右ページ上/1965年10月26日 写真画面の左側、明るい星は下から、おとめ座γ、η、β星。彗星頭部はからす座にある。撮影者はデニス・ミロン氏。撮影地アリゾナ州ツーソン。
ミロン氏撮影の池谷・関彗星は「天文ガイド イケヤ・セキ彗星写真集」の23ページにも載っている。写真集掲載の撮影日は10月30日。写真画面の左側がやや明るいのは「黄道光」のため。

右ページ下/1965年10月28日、ニューメキシコ州にて撮影 中央の地平線付近の明るい星は、からす座γ星。

左ページ、左上/1965年11月2日、香港にて撮影。頭部は、からす座γ星近くにある。

左ページ、上の中央写真/1965年11月2日、ハーバード大学ボイデン天文台(南アフリカ)撮影。
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左ページ、左下/1965年10月31日 撮影地オーストラリア 尾の長さ4300万km以上。

左ページ、右端/10月31日 撮影地オーストラリア・ブリスベーン 「イケヤ・セキ彗星写真集」ではこの日(10月31日)は、『全国的な悪天候で10月31日の写真はまったくない』となっています。

右ページ、左上/1965年11月2日 ボリビア、ラ・パスにて撮影 頭部付近の星は、からす座γ星、尾の端はコップ座δ星・ψ星の先まで達している。

右ページ、右上/1965年11月7日 プエルト・リコ、アレシボにて撮影 近日点通過ごろから彗星核の分裂の兆候が見られていたが、7日には2個に分離された核がはっきり観測された。

右ページ、左下/1965年10月28日 アルゼンチン、コルドバにて撮影 撮影者のZ.M .Pereyraは「1963Ⅴ彗星」の発見者。1963Ⅴは、池谷・関彗星と同じくクロイツ群。

右ページ、右下/1965年10月27日 アルゼンチン、ブエノス・アイレスにて撮影 10月21日の近日点通過後、彗星は軌道の関係で南半球の方が観測に都合よく、10月24日には肉眼で5度、写真では20度に達するの尾が見とめられた。

下図は、「天界」1965年11月号の表紙写真(木辺成麿氏撮影の池谷・関彗星)をもとに作図した11月6日の彗星位置/作図者:佐伯恒夫氏(同号308ページより)
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なお、同号の表紙裏に関勉氏撮影の10月28日と11月4日の池谷・関彗星が掲載され、裏表紙には岡本幾夫氏撮影(11月4日)と片岡隆三氏撮影(11月4日)の同彗星が掲載されています。

また、池谷薫氏執筆の「新彗星の発見について」が同号巻頭に掲げられています。
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by iruka-boshi | 2012-07-24 12:17 | 星の本・資料 | Comments(0)