子供達の為の昆虫展-みやこ町総合観光案内所にて
入り口正面、金属光沢のモルフォ蝶が出迎えてくれます。
「子供達の為の・・・」とは言え、日曜日ということもあってか家族で来場の方も多く、お父さんお母さんも子供たち同様に熱帯の美麗蝶や巨大甲虫の数々に見入り、説明に当たっていた採集者の松田勝弘さんに熱心に質問を繰り返していました。
アマゾン産の蝶・甲虫たち。
西イリアンの蝶たち。
展示昆虫は国内各地で採集した蝶・甲虫を始めとして、アマゾンのモルフォ蝶や西イリアン(ニューギニア島西部)のトリバネアゲハ、カブトムシ、クワガタ等々で、数えたわけではありませんが、1千頭以上が展示されていたのではないでしょうか。
マダガスカル産の甲虫。左からカミキリムシ科、コガネムシ科、右端の上2列はタマムシ科、その下コメツキムシ科、右下端の楕円形はマダガスカルオオゴキブリ。
左の標本箱はマダガスカル産の甲虫たち、右はアンテノールジャコウアゲハなど。
アマゾン産の昆虫たち。
図鑑でしか見たことがない熱帯の昆虫たちに眼が奪われたのは勿論ですが、身近な場所(八景山-展示会場近くの丘陵地)で採集した蝶・カミキリムシ・コガネムシ類・オサムシ類などにも大いに魅せられてしまいました。
身近にこれだけ多くの種類の昆虫がいたとは!!
会場内に鉢植えの食草と飼育箱が持ち込まれ、葉の裏に生みつけられた卵やさなぎ・成虫を観察することができます。
会場の一角にカキ氷機が置かれていて、出来立てシャリシャリのブルーハワイをごちそうになりました。
数十年ぶりに子供の頃の、あの夏の日に戻ることができた一日でした。(会期は8月12日まで)